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ペットてすばらしい。

ペットが住みよい社会にするべく、ペット業界に関する情報や考察などを発信していけたらいいなと思っています。

【保護犬猫】OMUSUBI(お結び)

保護犬猫

 

OMUSUBI(お結び)

 

先月、株式会社シロップが保護犬猫と里親を結びつけるマッチングサービス 「OMUSUBI(お結び)」の提供開始を発表しました。
 
動物福祉という観点からも、よい動きですね。
 
 

サービス概要

 
(出所:PRTIMES)
 
「OMUSUBI」は、保護犬猫と里親のマッチングサービスです。犬や猫を飼いたいと思っている方は、さまざまな保護団体(個人を含む)が登録した犬や猫を一覧で閲覧したり、検索したりして自分に合った子を探すことができます。プロフィールを入力することで、より自分に合った犬猫がオススメされるリコメンド機能もあります。
 
飼いたいと思った子が見つかれば団体に申請を出し、団体は申請者のプロフィールを確認して里親候補を決定します。その後は団体ごとに異なりますが、譲渡会での面談や実際に里親候補の自宅で仮飼養してもらうトライアル期間を経て、正式に譲渡が決まります。譲渡には、団体が任意で設定した譲渡金(寄付)の支払いが必要です。なお、OMUSUBIを通じて譲渡された犬猫は一生涯、一般社団法人「つむぎ」(2016年12月設立予定)が提携する動物病院やペットサロンなどのサービスを通常よりも安く受けることができます。
 
 

新サービス提供の背景

 
ここ数年で犬猫の殺処分問題に注目が集まり、小池都知事や滝川クリステルさん、ロックバンド「SEKAI NO OWARI」など、政治家や著名な方々が「殺処分ゼロ」を標語にさまざまな活動を行っています。しかし2015年度も犬猫合わせて8万匹以上が殺処分されており、年々減少しているものの問題解決にはまだ遠いというのが現状です。殺処分を減らすためには、過剰供給を無くすための法整備や、TNR活動(※)といった「蛇口を締める活動」と、返還・譲渡を促進して漏れないように「受け止める活動」の両立が重要です。今回、シロップが提供する新サービスは、「受け止める活動」につながるものです。
 
犬と猫の飼養数は年間2000万匹で横ばいで推移しており、平均寿命を約15年とすると単純計算で年間約100万匹が新たに飼養されていることになります。その1割が保護された犬や猫から飼われるようになれば、殺処分される犬や猫はいなくなるのです。欧米では当たり前になっている保護された犬や猫を飼う文化が日本でも一般的になれば、殺処分問題は解決に向けて大きく前進します。
 
※ TNR活動とはTrap、Neuter、Returnの略で、野良猫を捕獲し、不妊・去勢手術をしてから元の場所に戻す活動のことです。目印としてカットする耳の形から「さくらねこ」と呼ばれることもあります。
 

新サービスの特徴

 
1. 安心・安全
 
a) OMUSUBIに犬猫を登録できるのは、シロップが審査を行い承認した保護団体(個人を含む)だけです。
 
b) 譲渡金(寄付)の支払いは譲渡後に行われるのが一般的ですが、OMUSUBIでは金銭トラブルを無くすため、譲渡前に支払いが行われます。
 
c) 保護団体と里親を希望される方のコミュニケーションは、OMUSUBIのメッセージ機能を通じて行われます。
 
 
2. 「つむぎ」を通じた割引きサービス(※)
 
a) OMUSUBIに登録している保護団体は、一般社団法人「つむぎ」と提携する動物病院やペットサロンなどのサービスを通常よりも安く受けることができます。
 
b) OMUSUBIを通じて譲渡された犬猫は一生涯、一般社団法人「つむぎ」と提携する動物病院やペットサロンなどのサービスを通常よりも安く受けることができます。
 
 
3. 保護団体の活動サポート
 
a) 登録された保護団体には固有のプロフィールページが割り振られ、募集中の犬猫が一覧で見られるだけでなく、団体の公式ページとして利用していただくことが可能です。
 
b) 今後は譲渡会の告知機能や登録された犬猫の情報をPDFで出力・印刷する機能など保護団体の運営サポートのほか、オンライン寄付と各団体への分配システムも取り入れていく予定です。
 
※提供開始は「つむぎ」設立後の2016年12月以降を予定しています。当初は東京23区を対象地域として、順次、対象地域を拡大していきます。
 
 
要は…
 
■背景
 
殺処分の解決のためには、
①蛇口をしめる
②受け皿を広げる
という選択がある中で、シロップが貢献できるのは、
②の受け皿を広げるということです。
 
■現状
 
受け皿を広げるためには、
保護活動者、さとおやという双方の当事者が必要であるが、
共に課題を抱えています。
 
【保護活動者の課題】
経済的負担…自己負担か少額の寄付のみで、継続的な活動難しい
リソースの問題…募集は告知などの宣伝といった、保護活動以外の業務が遂行できない
 
【さとおやの課題】
窓口が不明…
・安心できる保護団体がわからない
・保護犬の飼い方がわからない
・自分に合った犬や猫がわからない
 
といった課題があるのが現状です。
 
■OMUSUBIができること
 
OMUSUBI(お結び)は譲渡活動をトータルサポートし、
上記の課題を解決することができます。
 
■なぜできるの?=OMUSUBIの特徴
 
1.相手を探しやすい
保護活動者…審査が楽になる
さとおや…デザインがよく使いやすい、検索できる、お気に入り機能、SNSで拡散
 
2.安心・安全
・審査
・システム決済
・手厚いサポート
 
3.状況確認が容易
・ステータス管理が楽
・メッセージで連絡が完結
 
といった感じですかね。
 
シロップさんが言いたいことは、
 
OMUSUBI(お結び)が保護犬猫のプラットフォームになる
 
ということですね。
 
ここで気になるのは…
 
一般社団法人つむぎ」
 
です。
 
この団体は、シロップのCSRとしての活動を行うような団体なんですかね。
 
シロップの社外取締役を務めている、
佐藤貴紀先生(白金高輪動物、中央アニマルクリニックの総院長)が代表となり、
獣医師を中心とした専門家が集結した団体みたいですね。
 
気になるのは、佐藤先生以外のメンバーですね。
 
恐らくは、
 
獣医師の監修付きという権威をもって、
ペットのヘルスケア中心のプラットフォームを目指そうということだと思うので、
 
各病気の専門家やトリマー、栄養士さんなどを巻き込んでいくのでしょうかね?
 
佐藤総院長が決めるか、シロップの人が決めるのかで、
他のメンバーの傾向が変わってきそうですね。
 
 
何はともあれ、
ペット業界にも良い流れがきてますね。