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ペットてすばらしい。

ペットが住みよい社会にするべく、ペット業界に関する情報や考察などを発信していけたらいいなと思っています。

【獣医療】猫の寿命が30年に!?

 

12月5日発売の朝日新聞出版 AERA 2016年12月12日号 に東京大の宮崎徹教授(疾患生命科学)らの研究チーム、成城こばやし動物病院の小林先生による研究についての記事が出ていました。
 
 
 
その研究内容が、タイトルにあるように、「猫の寿命が30年になる」ということでした。
少なくとも、健康寿命は3歳ほど伸びるとのことでした。
 
これはすごい研究ですよね。
ペットの寿命が伸びるなんて飼い主からしたらこれ以上に幸せなことはないんじゃにでしょうか。
 
ちなみに同様の研究について、10月12日の毎日新聞にも載っていましたね。
以下、毎日新聞から引用。
 
 
猫に腎不全が多い原因を東京大の宮崎徹教授(疾患生命科学)らの研究チームが解明し、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」(電子版)に12日発表した。猫の死因のトップは腎不全とされているものの、原因は不明で治療法も確立されていなかった。猫はペットとして飼われる動物としては犬を抜いて最も多く、研究は腎不全の猫の治療や延命に役立つとしている。
 
腎臓は、血液中の老廃物を尿として排出する役割がある。腎不全はこの機能が働かない状態のことで、尿の通り道となる管内の細胞が死んではがれ、ごみとなって塞いでしまうことが原因となる。猫の場合は5〜6歳で急性の腎不全になることが多く、そのうち5〜7割が改善せずに、慢性腎不全のため15歳程度で死ぬという。
 人やマウスでは、急性の腎不全になった場合、血液中に固まって浮遊しているたんぱく質「AIM」が活性化し、ごみの排除に関わって腎機能を改善させるが、猫の場合は、AIMが急性腎不全になっても働かないことを研究チームは発見した。このたんぱく質の働きを利用した薬の開発が進められており、猫だけでなく人への応用も期待される。
 宮崎教授は「数年で猫の薬が使えるようになる見込みで、猫の寿命を大幅に延ばせる可能性がある」と話している。【藤野基文】
 
Copyright 毎日新聞
 
 

どんな影響があるか

 
猫の寿命が30歳になったら、また健康寿命が3歳伸びたらどんなことが起きるでしょうか?
 
・不幸な猫が増える
これは、健康寿命が伸びると、繁殖回数も増える?(単純にそう思いますが、どうなんでしょう)
避妊環境が現在と変わらなければ、子猫の数が増えて、殺処分数及び遺棄されてしまう猫の数は増えるでしょう。
 
生活習慣病が増える
腎臓による死亡数が減る一方、高齢猫が大量に増えるので、人間と同様の生活習慣病が増えるのではないでしょうか?
 
・猫専門動物病院が増える
今も少ないですが、猫専門病院は存在します。猫の飼主さんからしたら嬉しいですよね。
上で挙げた生活習慣病が増えれば、それだけ動物病院に行く機会は増えますよね。
動物病院は飽和状態にあるので、猫専門などの差別化を行う病院は増えていきそうです。
 
・高齢猫用の商品が増える
これは当然のことですよね。猫の寿命が伸びることで「超高齢猫」という新しい市場が生まれるわけです。
フードやら、保険やら、薬やら、いろいろなものが出てきそうですね。
 

まとめ

個人的には獣医療の発達はどんどん進んで欲しいです。
獣医療が発達すれば、それだけ助かるペットの数も増えると思います。
今はペットのゲノム解析や、DNA解析などを行っている企業や研究所もあります。
 
完全に人間の社会と同じ方向性にすすんでいますよね。
ペットの社会化もどんどん進み、動物福祉の向上につながってほしいです。